赤酒の飲み方・料理での使い方を完全解説【10年の板前ノウハウ】

料理

こんにちは、しょーです。

この記事では
「赤酒って、どう使えばいいんだろう?料理に使えるらしいけど、向いてる料理とかあるのかな?あと、飲み方も聞いてみたいな」

こんな疑問にお答えします。

この記事を書いてるボクは、板前歴10年の料理好きです。

実家が熊本でして、たまに母から赤酒が送られてきます(⌒▽⌒)
今回は赤酒の使い方を、料理初心者でも分かるように解説します。

さっそく見ていきましょう!

赤酒ってなんですか?

赤酒をざっくり説明するなら「茶色の甘いお酒」です。

赤酒の特徴:酒だけど日持ちする

赤酒の特徴は、酒なのに日持ちする点。

赤酒は、ほぼ日本酒と同じ作り方です。違いは「灰」が使われている点。
灰に含まれるアルカリ性で、酒に含まれる酸が中和され、日持ちするようになってます。

ウチにある赤酒は、開封してから1年ほど経ってますが問題なしです。
日本酒だと、半年くらいでダメになります。

※使った灰は取り除かれており、飲んでしまう心配はないです。

飲み方

ボクの出身地である熊本では、正月に「おとそ」で出てきます。
割ったりせずに、そのまま飲みます。

しょー

子どもの頃は毎年元旦に飲んでたよ。甘くて美味しかった記憶がある。

逆に大人になった今だと、「ちょっと甘すぎるな・・・」という印象です。
割って飲むのもアリかもですね。

アルコール度数は12度くらい

度数は、日本酒と同じくらいです。

料理での使い方

赤酒は「高級版みりん」と思ってもらえばオッケーです。
つまり、ミリンを使う代わりに赤酒を使えば良いです。

味が良くなります

赤酒を使った料理は、上品な甘さとコクがあり、まさに「ひと味違う」仕上がりになります。

「味に奥行きが出る」という表現が、ピッタリ当てはまりますね。
ミリンの代わりで何にでも使えますが、ボクは煮魚に使うことをオススメします。

赤酒を使った煮魚は、マジで絶品です。

赤酒がオススメできない料理

赤酒がオススメできない料理は「色を付けたくない料理」です。
赤酒は薄口醤油と同じくらいの色がついており、白く仕上げたい料理には向いてません。

オカズ

里芋とかレンコンなんかを白く炊き上げたいときは、ミリンを使った方が良いね!

結論、赤酒は旨い料理を追求したい方向け

赤酒は、美味しい料理を追求したい方向けの調味料です。
料理好きなら、一度味を知っておいて損はしないかもですね!

PS:新たに料理ブログ「料理のナゾ」を立ち上げました。
食材の下処理を軸に、プロのノウハウを公開中です!

スポンサーリンク