【田楽の由来】どんな料理を田楽と呼べば良いのか?

料理用語

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こんにちは、しょーです。

疑問が浮かんだ人
「田楽の由来って何だろう?味噌焼きと何が違うの?」

こんな疑問にお答えします。

ボクは板前歴10年。

多くの人が「知ってるけど、説明は出来ない」って料理が、田楽かなと思います。

田楽の由来

田楽の由来は、次の通り。

田んぼで踊る人が、串に刺した豆腐と似ていた


昔は、豊作を祈って田んぼで踊る行事があったといいます。

そのとき、白いハカマを着て、竹馬みたいなのに乗って踊ったようです。

その姿が、串に刺した豆腐と似てたから、串刺しの豆腐を田楽と言うようになったといいます。

現代の田楽は?

元々「田楽は串を刺した豆腐」でしたが、現代だとちょっと認識が違います。

今だと、味噌を塗って焼いた料理が田楽です。

よく使われる食材は、次の3種。

  • ナス
  • 麩(ふ)
  • 魚(サワラ、タイなど)

上記の食材は、よく田楽に使われます。

どんな味噌を塗ればいい?

味噌に「砂糖、ミリン、酒」を加え、味を整えます。これを使えばOKです。

田楽用に調味した味噌を“田楽味噌”といいます。

この田楽味噌は、大きく2種類が存在します。

  1. 白味噌を使ったもの
  2. 赤味噌を使ったもの

この2種類があります。

白みそを使った田楽味噌には、ゆずを加えた「ゆず味噌」、木の芽を加えた「木の芽味噌」、蓼(たて)を加えた「蓼味噌」あたりがメジャーです。魚の田楽によく合います。

赤みそを使った田楽味噌は、鳥ミンチを加えた「鳥味噌」が主流。野菜の田楽によく合います。

結論

現代では「みそを塗って焼いたら田楽!」

みそ焼きとの違いは、ぶっちゃけ無いです(笑)

というわけで今回は以上です!