松風焼きとは?【由来は”松ぼっくり”】調理例も解説します

料理

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こんにちは、しょーです。

板前を10年やってきました。

ちょっと前、下記のツイートをしました。

https://twitter.com/sho30mb/status/1377092459100966923?s=21

上記を詳しく解説します。

本記事の内容は下記です。

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松風焼きとは?

松風焼きの由来2つ

松風焼きの調理例

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それではいきましょう!

松風焼きとは?

松風焼きとは「ケシの実」をまぶした焼き物のことです。

「ケシの実ってなに??」

という方は、ざっくり下記をイメージしてください。

[aside type=”border”]ケシの実とは、ゴマに似てるけどゴマより小粒な実[/aside]

味はナッツっぽくて、植物油みたいな風味を感じます。

ゴマ油があるように、ケシの実も油を含んでるのかもしれないですね。

松風焼きの由来2つ

由来1つ目は

[aside type=”border”]「表はにぎやかで裏はさびしい松風の音」というシャレからきた[/aside]

という説。

ちょっと良く分かりませんね。この説は本で知りました。枕のように厚い本です。

このブログで料理の由来を語るときは、上記の本も見直してます笑

由来2つ目は

[aside type=”border”]「松の木に風が当たり、松ぼっくりが散らばった風景を表現した料理」[/aside]

という説

「松ぼっくりが散った風景を表現した」と言われれば、どうでしょうか。

この話は、一緒に働いていた料理長から聞きました。

聞いたときは完全に納得し、記憶に染み込んでます。

松風焼きの調理例

よくある定番は、鳥ミンチにケシの実をまぶした松風焼きです。

料理人の間では、鳥松風と言われます。

ざっくりの作り方は

[box class=”glay_box” title=”作り方”]

①鳥ミンチを半分炒める(2キロの鳥ミンチなら、1キロ炒める)

②炒めた鳥ミンチが冷えたら、生の鳥ミンチと合わせる

③合わせた鳥ミンチに全卵、濃口醤油、薄口醤油、砂糖で味付け

④流し缶に流して、ケシの実を振る

⑤火が入るまで焼く

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上記が、おせちでもよく見る鳥松風の作り方です。

ボクが過去に作ったものでは

 

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カボチャのカステラにケシの実をまぶした松風

人参のカステラにケシの実をまぶした松風

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とかですね。

ケシの実をまぶせば松風焼きと言えるので、超幅広い料理ですよね。

というわけで、今回は以上です!

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