バスケ撮影に最適なレンズの選び方!4つのポイント解説

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こんにちは、しょーです。

この記事は

「バスケ撮影に合うレンズが分からない。選び方を詳しく教えてください」

こんな悩みに答えていきます。

ボクは仕事でBリーグや高校バスケの撮影をしています。

室内スポーツのレンズ選びは難しいです。せっかく買ったレンズが合わないなんてことにならないよう、本記事を活用していただけると幸いです。

内容は次の4点。

  • レンズ選びの肝はF値
  • レンズの選び方:撮影位置編
  • レンズの選び方:撮影目的編
  • オススメレンズの紹介

今回の話はYouTubeでも解説しています。動画版が良い方は、下記をどうぞ。

バスケのレンズ選び・肝はF値

バスケ撮影に使うレンズで肝となるのは、F値です。

バスケ撮影では、F値で明るさを稼げるか?がポイントになります。

F値が大きいレンズだと、最悪の場合、撮っても撮っても真っ黒けっけの画像しか生まれないなんてことになりかねません。

バスケ撮影・F値で明るくする理由2つ

なぜF値で明るさを稼ぐのか?理由は2つあります。

  • 1:体育館が暗い
  • 2:高速シャッターにするから暗い

体育館は驚くほど暗い

体育館やアリーナでカメラを使ってみると気づきます。

「え?めっちゃ暗くない?」

屋外スポーツだとISO感度500で済むのに、バスケだとISO感度1万必要になるってこともザラにあります。

だからF値でも明るさを稼ぎたいのです。

高速シャッターにするから余計暗い

バスケ撮影は、シャッタースピード1/800〜1/1000は欲しい。

低学年のミニバスとかでも、1/500は欲しいですね。

これ以上シャッタースピードを低速にすると、ブレのリスクが出てきますので。

  • 高速シャッター=ブレない・暗い
  • 低速シャッター=ブレる・明るい

上記のとおりで、低速シャッターにして明るくすることもできますけど、ブレます。

要するに、シャッタースピードで明るさを稼ごうとすればブレる。

だからやっぱりF値で明るくしたい。

F2.8のレンズがオススメ

バスケはF値を2.8まで小さくできるレンズがオススメ。

  • シャッタースピードで明るくできない

こうなると、F値とISO感度で明るさを稼がなきゃいけませんから。

でも、ISO感度はなるべくなら抑えたい。なぜならノイズが増えるからです。

実際にボクがBリーグを撮るときの設定は次のとおり。

・シャッタースピード・1/1000

・ISO感度・6400

・F値・3.2〜3.5

つまり最小F値4のレンズなら、もっと感度を上げなきゃいけない。

F値の小さいレンズほど、バスケはキレイに撮れます。

ISO感度、どれだけ上がれる?

あなたが使ってるボディは、ISO感度をどれだけ上げれますか?

  • ISO2万〜3万でもいける=F4〜5.6のレンズOK
  • ISO1万くらいが限界=F2,8がオススメ

ボクの経験上、上記が目安です。

ガンガン感度を上げれるなら、F値が大きい超望遠でも大丈夫。

逆に、1万くらいが限度だよって人は70-200のF2.8をオススメします。

ちなみにボクは、バスケを撮るとき70-200のF2.8を使ってます。

では次に、撮影位置や、撮影目的から考えたレンズの選び方を見ていきましょう。

バスケ撮影レンズ選びのコツ:撮影位置編 

ここからは、レンズの焦点距離ってどのくらいが良いのか?

「撮影位置」・「撮影目的」の2つの角度からみていきます。まずは撮影位置から。

  • 1階席の1列目〜3列目:70-200
  • 1階後方〜2階:100〜400

結論からいうと、上記のとおり。

1階席の前列は70-200

コート近辺は、70-200がオススメです。

実際にボクがバスケを撮ってるのレンズは、70-200。撮影位置はゴール裏からになります。

選手とさほど離れてない席なら、200㍉あればOKです。

後列は100-400

少し離れた2階席や1階席の後ろの方は、100-400とか、100-500がオススメ。

ボクはBリーグを2階席から観戦したことがあって、そのとき70-200で少しだけ撮ったんですよね。

結果どうだったかというと、遠すぎました。

だから少しコートから離れた席なら400〜500㍉くらいのレンズを推奨します。

バスケ撮影レンズ選びのコツ:撮影目的編 

次に、撮影目的からレンズを選ぶ場合です。

  • 子ども・推しの選手を撮りたい
  • プレーを撮りたい

例えばこの2つだと、撮影範囲が変わってきます。

子ども・推しの選手を撮りたい

子ども・推しの選手を撮りたいって場合は、ドリブルやシュートに加えディフェンスを狙っても良いですよね。

他にも、仲間と喜んだり、ベンチで仲間と賑わってる所も狙い目。

ということは、コート全体をカバーできた方が撮りやすいです。

要するに、コート全体をカバーするなら、400㍉くらいあるレンズがオススメになります。

プレーだけを撮りたい

カッコいいオフェンスシーンだけが撮れればいい。

そういう方は、70-200でも良いですね。

ボクはオフェンスシーンに力を入れて撮ってるので、ハーフコートくらいがしっかり撮れたら十分です。だからレンズは70-200を使ってます。

コート全体を撮れる方が良いのか、もしくはハーフコートくらいが撮れるなら良いのか。この辺りも考えつつレンズを選んでみると良いと思います。

望遠になるほど、F値は大きくなります。

例えば、200㍉のF2,8で十分なら、400㍉のF5,6を使う必要はありません。

200㍉のF2,8を使った方がキレイ撮れますので。

という訳で、まとめると

  • F値は小さい方が良い
  • ISO感度をどこまで上げれるか確認する
  • ISO2万〜3万でもいける=F4〜5.6のレンズOK
  • ISO1万くらいが限界=F2,8がオススメ

あとは、撮影位置や目的も考慮して選ぶと良いです。

ちなみに、スポーツは単焦点よりズームレンズの方が撮りやすいです。

絶対にズームレンズがいいですよ。

という訳で以上になります。