こんにちは、しょーです!
この記事は
「野球の写真を撮りたいな。設定にコツってありますか?どうすればカッコよく撮れるのか教えて欲しい」
こんな疑問にお答えします。
・野球写真に使う機材・カメラ設定
・オススメの撮影する場所
・試合観戦しつつ写真を撮る方法
ボクはカメラマンをしており、夏はガッツリ野球を撮っています。
本記事では、野球の撮り方を紹介します。
野球写真に使う機材・カメラ設定
まず、野球を撮るときの機材について。
ボディ:好きなもの
レンズ:望遠レンズ(400ミリくらい)
上記の通り。
ボディはお手持ちの物でOK
ボディは、とりあえず持ってるものでオッケー!
理由は、良い瞬間を撮れるかどうかは、運もあるから。
とはいえ、財布に余裕があれば連写性能の高いボディを検討するのもアリです。良いコマが撮れる確率が上がります。

ボディのオススメは?
オススメはCanonのEOS R3です。1秒間に最大30コマ撮れます。
「絶対に一瞬を逃したくない」という方向けです。
レンズは望遠レンズ
選手のプレーシーンを撮るなら、望遠レンズがオススメです。
理由は、躍動感ある写真になるから。
例えば新聞だと、画角いっぱいに撮った写真が使われます。これも、躍動感、迫力を感じやすいからです。
オススメレンズは、100ー400です。
しっかりズームできるし、コンパクトです。邪魔にならないはず。
カメラ設定
カメラ設定は、ざっくり次のとおり。
- 撮影モード:シャッター優先
- シャッター速度:800〜1000
- F値:8〜10
- ISO:適量
スポーツはシャッター優先モードで
スポーツ写真は、シャッター優先モードにしましょう。
理由は、ブレて使えない写真になるのを防げるから。
例えば絞り優先だと、場の明るさに応じてシャッター速度が変わりますよね。
そこでシャッター速度がグッと落ちると、写真がブレます。
いい場面がブレブレの残像にならないよう、シャッター優先で撮るのがオススメです。
ピントは深めがオススメ
ピントは、少し深めにしておくのがオススメです(F8~10くらい)。
理由は、ピントが合う確率が上がるから。
「せっかくの場面でピントが合ってない」ってなると、まぁまぁ最悪です。
撮影する場所
オススメの撮影場所は、1塁側ベンチ、3塁側ベンチあたりです。
理由は、バッターも撮れるし、ピッチャーも撮れるから。
報道陣のカメラ席も、ベンチの横あたりにありますよね。
あれも、投手、打者、両方を撮れる(顔が写るように)からです。
さらに欲張るなら、下記のとおり。
- 左打者を撮りたい→3塁側
- 右打者を撮りたい→1塁側
- ピッチャーを撮りたい→バックネット
といった感じです。
メインで撮りたい選手に合わせて、席を選ぶといいです。
なお、バックネットだとバッターの顔が全く写りません。
ですので繰り返しですが、ベンチ側が無難です。
試合観戦しつつ写真を撮る方法
ファインダーを覗かず、試合観戦しつつ写真を撮る方法です。
この方法は、ピッチャー、バッターを撮るときに使えます。
やり方は次のとおり
打者を撮る場合
①オートフォーカスで、バッターにピントを合わせる
②バッターにピントが合ったら、マニュアルフォーカスに変更
③バットを振るとき、シャッターを押す
上記でファインダーを覗かず、シャッターを押せます。
これを聞くと、「え?どういうことですか?」と思うかもです。
ここはピントの仕組みを知れば、理解できます。
オートフォーカス(AF)・マニュアルフォーカス(MF)とは?
オートフォーカスと、マニュアルフォーカスはざっくり次の特徴があります。
オートフォーカス(AF)→シャッター半押しでピントが変わる
マニュアルフォーカス(MF)→シャッター半押ししてもピントは変わらない
上記のとおりです。
要するに、1度ピントを合わせてMFにすれば、ピントの合う所はずっと変わらないってことです。
この特性を利用して、打者にピントを固定します。
バッターは、必ず同じ所にやってきますよね。
1度バッターにピントを合わせれば、ファインダーを覗いてピントを合わせる必要がありません。
タイミングをみて、シャッターをきるだけになります!
なお、注意点は2つ。
・三脚が必須
・AFへの切り替えを忘れると、違う場面がボケる
三脚が必須
カメラを固定しなくちゃ、ピントも固定できません。
この方法で撮るときは、三脚が必須となります。
AFへの切り替えを忘れると、違う場所がボケる
バッターにピントを固定したままの状態でランナーを撮ったりすると、ピントが合いません。
違う場所を撮るときは、必ずオートフォカスに切り替えましょう!
というわけで、野球写真の撮り方でした!