こんにちは、しょーです。
この記事は
「写真の勉強をしたいんだけど、何をすれば上達しますか?スキルアップの最短距離を教えて欲しい」
こんな疑問に、報道カメラマンのボクがお答えします!
この記事では、絞りやISO感度に関する話はしません。
カメラの構造ではなく、撮影に「行く前」と「行った後」にある上達のヒントをお話しします。
駆け出しの頃のから今に至るまで、本当に効果があったことをまとめました。
独学で出来ることなので、参考になれば嬉しいです。
参考にする作品を探す
撮りに行く前に「参考にする写真」を探しましょう。
これは料理でいうところの“レシピ検索”みたいなもんです。
「凄い写真だな」と感じる作品を真似しつつ、撮ってみましょう。
写真の探し方は、次の2パターンがオススメ。
- 場所で探す
- 被写体で探す
場所で探す
いわゆる写真スポットに行くなら、場所検索が便利です。
例えば、秋の清水寺に行くなら、Instagramで「清水寺の紅葉」で見てみるなど。
有名な所なら、山ほど写真が出てきます。
被写体で探す
人、動物など、被写体で探すのもあり。
ポートレートやストリートスナップのような、場所検索でヒットしないような写真は、被写体で検索してみると良いでしょう。
良い写真家がいたらフォロー
自分好みの写真を撮ってる人を見つけたら、フォローしておきましょう。
質の高い写真が、自分のタイムラインに並ぶようになります。
こういった環境を作ることで、目を養うことが出来ます。
ちなみに、同じ地域で活動してるフォトグラファーも、フォローするのがおすすめ。
というのも、写真スポットを知れるから。
イベントに行く
フォトグラファーが集まるイベントに行きましょう。
理由は、写真を比較できるから。
写真家が集まるイベントは、後日、大量の写真がSNSにアップされます。
つまり同じ場所にいた上級者は、どんな写真を撮ったのかが分かります。
例えば、次のようなイベントがあります。
- 桜
- スポーツ
- 花火大会
- イルミネーション
こういったイベントには、必ず上級者も来ています。
同じ環境で撮影し、SNSに上がってくる写真を見てみましょう。
ボクも全国からカメラマンが集結する取材に行った後は、どんな写真が出てるのかを必ず確認します。これがめちゃくちゃ勉強になります。
スポーツイベントはカメラ席がオススメ
例えば、プロバスケットのbリーグでは、カメラ席というチケットが販売されています。
この席は、プロカメラマンが目の前にいる席です。
こういった所で写真を撮ってみましょう。そして、Bリーグ公式や報道機関の写真と比べてみましょう。
プロが、どんなときにシャッターを切り、どんな写真を選び、どうトリミングしてるのか。
こういった勉強ができます。
本を読む
ボクの中で、最も効果があったのが本での勉強です。
理由は次の2つ。
- 良い写真が大量に載ってる
- 載ってる写真を撮るコツ・思考法が分かる
SNSでは、“良い写真だな”と思うことはあっても「なぜ良いのか」は分かりませんよね。
本は「良い写真の理由」が解説されてます。
理由が分かれば、自分でも撮れるようになるんですよね。
もちろん、本には当たりハズレがあります。
ボクのオススメを3冊紹介しておきます。
完全な初心者向けの1冊
当ブログでは、何度も紹介している「カメラはじめます」
写真を始めて間もない人は、まずこの1冊から入ると良いです。
というのもボクが初心者のころ読んだ中で、最も分かりやすかったからです。
基礎理解できたら読むべき本
シャッタースピード、絞り、ISO感度など、基礎理解ができたら、次の本がオススメ。
この本は、ボクが読んだ中で衝撃的でした。
劇的に写真の知識が深まり、上達につながりました。
というわけで、以上です。
参考になれば嬉しいです!