こんにちは、しょーです。
この記事は
「一眼カメラで入学式を撮るぞ。式典を撮る際のポイントとかオススメのシーンがあれば知りたいな」
こんな疑問にお答えします。
ボクは報道カメラマンをしていて、入学式、卒業式など、式典の撮影経験は多いです。
先日は我が子の入学式に保護者として参列してきました。
今日はそんなボクが入学式撮影のポイント3つと、式以外で撮っておくべき穴場スポットを紹介します。
ではさっそく本編で見ていきましょう!
動画で聞きたい方は、下記をどうぞ。
入学式撮影のポイント3つ
入学式を撮るときのポイントは次の3点。
- ①式次第の中身を把握する
- ②入退場の導線を確認
- ③子どもが座る位置を確認
式次第の中身を把握する
ボクはまず会場で、式次第の「中身」を確認します。
中身とは例えば、先生が生徒全員の名前を読み上げる「呼名」で、名を呼ばれた生徒が何をするのか。
座ったまま返事をするだけなら、子どもの姿はおそらく撮れません。
であれば、動画で声だけでも納めた方が良いのではないか?と考えたりします。
詳細を分かっておくと、事前に撮影イメージを練れるので、圧倒的に失敗を減らせます。
マストでは無いものの「式次第に書いてある●●って、具体的に何を行いますか?」と聞いてみると動きやすくなるのは確かです。
入退場の導線を確認
式で最も撮りやすいのは、入退場です。
どこから入場して、どこを通って席に着くのか聞いておくことをオススメします。
カメラを持ってたら、気を利かせて先生が教えてくれたりもします。
子どもの座る位置を確認
式典中、子どもが見える席にいたいなら、子どもが座る位置も確認しておくと良いです。
とはいえ生徒の座る場所は、ピンポイントで分からないことがあります。
というのも、「左からあいうえお順」くらいしか決まってなかったりするからです。
なので「自分の子がどこに座るか?」を先生に尋ねても、「分からない」と返ってくることもあります。
オススメの尋ね方は「生徒はあいうえお順で並びますか?」みたいな聞き方です。これだと先生からの答えを得やすいです。
式典以外のの穴場スポット
次に、式以外の穴場スポットを紹介しておきます。
人気なのが会場の入り口に立てられた「入学式の看板と撮る」ですね。
しかし、正直そんなに良い絵にはなりません。
記念に撮る分には良いけど、順番待ちして撮るほどでも無いと感じるのでボクは看板前で撮ることはしません。
ではボクがどこに力を入れて撮ってるかというと、次の2つです。
① 式以外の自然な表情
②廊下
式以外の自然な表情
入学式の日は「いろんな初めて」が詰まってます。
例えば「初めて名札をつける、初めて教室を使う」などです。
こういった所を撮っておくと、何年経っても「初めて教室で先生の話を聞いたときの写真だよ」って振り返ることができますよね。なんか感慨深いじゃないですか。
入学式って門出ですから、子どもが新しい初めてに挑戦してるところを狙ってみる。
これも面白いと思います。
廊下
廊下は、構図が抜群に良いんですよ。
理由は奥抜けと、収束点があるからです。
式後に人が少なくなったら、子どもに廊下を歩いてもらって撮ってみましょう。
100ー200㍉くらいの望遠で撮ると、圧縮効果が生まれてよりインパクトのある写真になります。
子どもを上手に撮りたい人が読むべき本
カメラを買った理由が「今しかない子どもの姿を切り取りたいから」って人にオススメしたい本があります。
「まるごとわかる撮り方ブック」という本です。
子どもの撮り方が書かれた本って少ないんですけど、この本は子どもを被写体にした撮り方が多く解説されてます。
難易度も高くなくて、ボクはカメラを始めたばかりの頃に読んだんですけど、難しいと感じることなく読破できました。
七五三、運動会、旅行や日常など、子どもを撮るコツと作例が掲載されてます。
という訳で、今回は以上になります。