【実証済み】スポーツ撮影に特化した一眼カメラのAF設定

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こんにちは、しょーです。

この記事は

動体撮影のAF設定って、どうするのがいいの?スポーツとか走り回る子どもを撮るときにオススメの設定があれば教えて欲しい!

こんな悩みにお答えします。

ボクは仕事でJリーグやBリーグを撮影してます。動体撮影のプロです。

AF設定には、撮影環境による向き不向き、使い勝手の良し悪しがあります。

例えば、瞳AFを使う人と使わない人がいるように。

さらに操作感覚による好みでも、何をどのボタンに配置するのか分かれます。

で今回は、動体撮影を前提とした、AFカスタマイズについて、実際にボクの設定を紹介しますね。

動体撮影といっても、動きが規則的なものと、不規則なものがあります。

本記事では、動きが不規則なものに対応できるAF設定を紹介します!

今回の話は、動画の方が分かりやすいです。実際にカメラを操作しつつ解説してるので↓

動体撮影のポイント:動きの規則性

動体といっても、2種類あります。

  • 動きが予測できる
  • 動きが予測できない

で当然、動きが予測不能なものを撮る方が難しいです。

つまり、動きが予測できないものに対応できるAF設定にしておけば万全ってことです。

大盛りが食える状態にしておけば、並盛りは簡単にかきこめます。そんな感じ。

動きが予測できる

動きが予測できる物とは例えば、飛行機の離発着など。

ああいうのは、動いていますが、機体がどこを通るのかある程度予測がつきます。

陸上の走り幅跳び。みんな砂場を目掛けて飛び込むから、これも規則的な動きです。

動きが予測できない

動きが予測できないものだと、例えばフィールド内を自由に動き回れるスポーツがあります。バスケットやサッカー、ラグビーなどです。

あと、特定の人物や動物などに密着した撮影。例えば公園で遊ぶ子どもなんかも、どこを走り回るのか分かりません。

という訳で、実際にボクがサッカーやバスケットで使ってるAF設定の話に進みます。

AF設定

特に難しいことはしてません。次のとおり。

AFオン:シャッター半押し

AFオフ:親指のボタン

常にAIサーボ

AFフレームの移動速度は最速

AFフレームの大きさは領域拡大

特徴は、AFオフを組み込んでる点。

AFオン:シャッターボタン半押し

まず、シャッター半押しには、AFオンを当ててます。

コアラが木に登るくらい普通のことなので、ここの説明は省きます。

AIサーボとワンショット

次にワンショットと、AIサーボをどうしてるかというと、常にAIサーボにしてます。

AIサーボは、シャッターを半押ししてる間と、シャッターを切ってる間は永遠にAFが動作します。

で、動体撮影の場合は、基本これでOKなんですけど、たまにワンショットを使いたいときがあります。

なぜワンショットを使いたいのか。理由は、構図を深堀りできるから。

ここで親指AFオフの出番です。

親指ボタン・AFオフ

親指AFオフとはなんなのか。

ひと言で言うと、親指ボタン1つでワンショットに切り替えることができる設定です。

  • ワンショットに切り替える
  • AFフレームを移動させる

これらより、圧倒的に早く構図を決めて切り取ることができます。

親指でAFオフにすれば、タイムラグを極限まで抑えてAIサーボとワンショットを切り替えられるんですね。

これが、しょっちゅう使う訳ではないんだけど、たまに大活躍します。

被写体検出は?

ここまで話した方法は、被写体検出をオンにすればできるのではないか?

そう思った人もいるかもしれません。

要するに、親指ボタンに被写体検出のAFを仕込めば同じことができるのではないか?という説です。

結論、できます。

ただ、ボクは使わないです。

理由は、100%信頼することができないから。

複数人いる中での被写体検出は、運ゲーと化します。

誰にピントが合うのか、大体の予測はつくものの、100%当たり続けることはない。

これはもう宝くじと同じです。

だったら自分でピンを合わせにいく方が堅実。

もちろん、自分で追いかけてもピントが外れることはあります。

それでも、被写体検出を使うよりは、歩留りは良くなると思います。

ボクは被写体検出を使ってないんですけど、ピンで人物を撮るなら被写体検出もいいかなと思います。

というかピンなら被写体検出の方がラクかもしれません。

フレーム内に1人しかいないので、どうやっても撮りたい人にピントが合うでしょう。

ただ複数人の人がいる中での撮影時は、被写体検出はオススメしません。

動画版がオススメ

という訳でかんたんに解説しました。

動画版ではカメラを操作しつつ解説できたので、圧倒的に分かりやすいはずです。

より理解が深まると思うので、ご覧ください。

という訳で以上になります。