一眼レフカメラのシャッタースピードとは?変え方、使い方を解説

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こんにちは、しょーです!

この記事では

 「シャッタースピードってなんだろう?数値をイジるとどうなるの?初心者向けに解説して欲しいな」

こんな疑問にお答えします。

この記事を書いてるボクは、メディア企業でカメラマンをしています。

シャッタースピードは、わりと理解しやすいけど扱うのが難しい機能です。

サクッと理解し、実際に写真を撮りつつ慣れていきましょう!

シャッタースピードとは?

シャッタースピードは、シャッターを開いている時間のことです。と言われても「え?どいういう意味ですか?」ってなるかもなので、噛み砕きます。

写真の一瞬って、どのくらいの秒数なのか

わりと写真って一瞬を切り抜いたイメージですよね。

とはいえ、その一瞬ってどのくらいの秒数なのか?シャッターを押し、カシャってなるまで、どのくらいの時間が経過してるのか。ここがシャッタースピードに関係します。

つまりシャッタースピードとは?

要するにシャッタースピードは、シャッターボタンを押す→カシャってなるまでの時間のこと。

「どのくらいの時間を1枚の写真にするか?」です。

0.1秒間を写真にするのか、1秒間を写真にするのかを決めるのがシャッタースピードです。

すいません、現時点でピンとこなくても、この先を読みつつカメラを動かせば理解できるはずです。

ですのでここからは、実際にカメラを触りつつ読み進めてください。できればパシャパシャしながらどうぞ。

シャッタースピードの変え方

シャッタースピードは、「TVモード」もしくは「Sモード」にすると、変えることができます。カメラの機種により、TVと表示されるものと、Sと表示されるものがあります。

キャノンのカメラでの、シャッタースピードの変え方。

キャノンのカメラでのシャッタースピードの変え方

  • ①MODEボタンを押す
  • ②クルクルを回し、TVモードに合わせる
  • ③TVモードに合わせたら、シャッターを半押しする。シャッター半押しで、モード決定となる。
  • ④クルクルを回すと、数値が変わる。上の写真だと、1/160を表している。

機種によって多少の違いがあると思いますが、ざっくり上記の感じで変更できるはず。

TVモード・Sモードでは、シャッタースピードに合わせてF値をカメラが自動調節してくれます!

F値については、下記で解説してます。

一眼レフカメラのF値とは?役割と使い方を解説

シャッタースピードの数値を変えるとどうなる?

シャッタースピードは機種ごとに上限と下限があり、その範囲内で自由に変更ができます。

だいたい下限が30秒ほど、上限が1/8000秒ほどです。

下限に近づくほど、シャッタースピードが遅いと言います

上限に近づくほど、シャッタースピードが速いと言います

下限だと30秒間が1枚の写真になります笑

実際に撮ってみると、シャッターの遅さに驚くはず。

逆に上限だと1/8000秒間が1枚の写真になります。

シャッタースピードが速いときの特徴

  • 手ブレしない・動いてるものが止まる
  • 写真が暗くなる

手ブレしない・動いてるものが止まる

シャッタースピードが速いと、動いてるものが止まります。

手ブレもしにくくなり、ピタッと止まった写真になります。

手ブレを抑えたいとき、動いてるものを止めて撮るときは、シャッタースピードを速くすると良いです!

目安として、1/100くらいからは、ほぼ手ブレすることは無いです。

1/800くらいからは、ほぼ被写体がピタッと止まります。

写真が暗くなる

シャッタースピードが速いと、光を取り込む時間が短くなります。

光を取り込む時間が短い→光の量が減る→写真が暗くなる。って事が起こります。

1/8000とかで撮ってみると、かなり暗いはずです。

シャッタースピードが遅いときの特徴

  • 手ブレする・動いてるものがブレる
  • 写真が明るくなる

手ブレする・動いてるものがブレる

シャッタースピードが遅いと、手ブレしやすくなります。

ですので、シャッタースピードを遅くするなら三脚を使うのが無難です。

動いてるものもブレるので、被写体が動いてるって所を表現したいときは、シャッター速度を遅くすると良いですね。

写真が明るくなる

シャッタースピードが遅くなると、光を取り込む時間が長くなります。

光を取り込む時間が長い→光の量が増える→写真が明るくなる。って事が起こります。

シャッタースピードを10秒にして撮ると、こんな感じに。

カメラを手に持ち、シャッタースピードを10秒にして撮ってみた。手ブレして明るすぎる写真に。

こうなると、露出補正やISO感度で明るさを調整します。

動きの表現をコントロールしよう!

シャッタースピードで「被写体の動きを止める」、もしくは「動く様子を捉える」を「コントロールできます。

いろんな被写体を撮りつつ遊んでみてください!

今回はこの辺にしておきます!