こんにちは、しょーです。
この記事は
「絞り優先モードのメリット、デメリットはなんだろう?絞り優先を使うべき状況や、扱うコツも知りたいな」
という疑問にお答えします。
初心者にオススメされることが多い「絞り優先モード」
なんとなく使ってはいるものの、どんなメリット・デメリットがあるのか。
今回は、報道カメラマンのボクが、絞り優先で撮影するメリット・デメリットを紹介します。
絞り優先で起きるミスも解説するので、知っておけば対策ができますよ。
もくじ
絞り優先モードのデメリット
絞り優先のデメリットは、1つ。
シャッタースピードがカメラ任せな点。
シャッタースピードをコントロールできない
絞り優先は、ブレやすいというデメリットがあります。
なぜなら、シャッタースピードがコロコロ変わるから。
知らぬ間に、シャッタースピードが1/50になっていた
なんてことは、ザラにあります。
こうなると、ブレますよね。
ここが絞り優先のデメリットです。
絞り優先モードのメリット
絞り優先のメリットは、「即座に一眼レフの性能を実感できる」です。
一眼レフの性能を実感できる
「ボケた良い感じの写真を撮りたい」
この思いに応えてくれるのが、絞り優先モードです。例えば次の写真は、絞り優先モードで撮りました。
カメラで撮った写真には一味違うものがあります。
初心者が“写真って楽しい”と感じやすいはずです。
ボケの特性
ボケには特徴があります。次のとおり。
- ピントを合わせた所より手前→ボケやすい
- ピントを合わせた所より奥→ボケにくい
要するにボケは、ピントを合わせた箇所の周辺均等にできる訳じゃないんです。
これが、ボケの特徴です。
絞り優先モードが向いてるシーン
絞り優先モードは、風景写真やポートレート撮影に向いてます。
というのも、撮り直しができるから。
繰り返しですが、絞り優先のデメリットはブレるかもしれないこと。
つまり、撮り直しができる状況なら、ブレても問題なしです。
絞り優先を使うときのポイント
絞り優先を使うときは、2つのポイントがあります。
- ボカシ過ぎに気をつける
- ISOは手動で設定する
ボカシ過ぎに気をつける
F値を最小にすると、ボケ過ぎることがあります。
例えば、次の写真。
撮りたい物がボケ過ぎないよう、注意しましょう。
ISOは手動がオススメ
ISO感度は、手動で設定するのがオススメ。
なぜなら、シャッタースピードをコントロールできるから。
- ISO感度を上げる→シャッタースピードが高速になる
- ISO感度を下げる→シャッタースピードが低速になる
上記のように、ISO感度とシャッタースピードは連動します。
「え?どういうこと?」と思った人は、実際に撮ってみると理解が深まるはず。
絞り優先モードで、ISO感度を動かしてみてください。
シャッタースピードの変化が分かるはず。
というわけで、絞り優先モードについてでした!