こんにちは、しょーです。動画編集歴は3年です。
- この記事は
- ・独学でプレミアプロを学んだ
・今さらスクールはもったいない
・でもポートフォリオ制作が進まない
こんな悩みを解決します。
ボクは今まで、100本以上の動画を納品してきました。
そんなボクが、「YouTube編集に特化した自己紹介ポートフォリオの作り方」を解説します。
残念ながらポートフォリオの質が低いと、案件を取りにくいのが事実。
本記事ではボクの経験から「ポートフォリオの作り方」をまとめました。参考になれば嬉しいです。
もくじ
ポートフォリオの質を決めるスキル3つ
「ポートフォリオの質」は、次の3つで決まります。
- デザインのスキル
- 音声編集のスキル
- プレミアプロのスキル
上記3つがポートフォリオの完成度を左右します。
なお、未経験者に最も必要なスキルは「デザイン」です。
デザインとは、配色やフォントの知識。
- Aさん:なんとなく感覚で色を決める
- Bさん:配色の基礎を学んで色を決める
上記だと、Bさんの方がセンスのいい色になるはず。
まずはデザインについてサラッと触れておきます。
デザインの失敗を避けるコツ
動画編集に密接する下記3点の基本を紹介。
- テロップ
- フォント選び
- カラー選び
テロップのコツ3つ
演出を加えないテロップは、下記の3つを意識してください。
- 大きさを揃える
- 要点は色を変える
- 1秒に4文字を目安にする
大きさを揃える
アニメや映画の字幕は、文字の大きさが統一されてますよね。
これと同じで、演出不要なテロップは大きさを統一するのがオススメです。
理由は、読みやすいから。
特にテロップ量が多いときは、文字の大きさを揃えた方が読みやすいです。
要点は色を変える
「テロップの大きさを統一するのか。じゃあ、目立たせたい所はどうするの?」と思うかもしれません。
そんなときは、色を変えると良いですよ。読みやすさを維持しつつ、重要な所を強調できます。
1秒に4文字を目安にする
人間が読める文字量は、1秒間に4〜5文字ほどと言われてます。
ですのでテロップは、1秒に4〜5字に調整しましょう。
フォント選びの基礎
フォントには、2種類あります。次のとおり。
- ベース
- アクセント
ベースに使うフォント
ベースとは要するに、よく使うフォント。
こういったフォントは、「読みやすさ」で選ぶと良いです。王道は「ゴシック体」と「明朝体」
使用頻度の高いテロップは、ゴシック体か明朝体がオススメです。
アクセントに向いてるフォント
「ゴシック体、明朝体」以外の特殊なフォントは、インパクトを与えたいときに向いてます。
例えば、オープニング、エンディング、場面の切り替え、ツッコミどころ、など。
「言葉のイメージ」と「フォント」が合うと、超イケてるテキストに昇華します。
カラー選びの基礎
とりあえず、色で気をつけるべきは1つ。
- 3色くらいに絞る
色は、3~5色ほどに絞りましょう。
色を増やすほどに、組み合わせが難しくなりますので。
なお、どの3色にするか迷ったら、3色だけでセンスのいい色がオススメ。
ボクも色を決めるときに使ってる1冊。
もう1つ紹介したい本が下記。ボクが初めて読んだ「デザイン本」です。初心者にも分かりやすいのでオススメ。
ボクはデザインを学んでから、動画の品質が上がりました。
「特化or混合」どっちかを決める
自己紹介ポートフォリオは、次の2種があります。
- 1つのジャンルに特化
- 複数のジャンルを組み込む
オススメは、特化です。
というのも、例えば「エンタメ系の編集者」を探してる人には「エンタメ特化のポートフォリオ」が刺さりやすいから。
とはいえ、特化は「引き出しの数が必要」で少し難しめ。
ハードルを下げたい人は、複数のジャンルを組み込むのもアリでしょう。
ポートフォリオ・構成の決め方
自己紹介ポートフォリオの構成は、ある程度決まってます。
「オープニング・自己紹介」
↓
「スキル紹介1」
↓
「スキル紹介2」
↓
「スキル紹介3」
↓
「強み・エンディング」
ざっくり上記のとおり。
このシナリオをそのまま使っても良いし、アレンジを加えるのも、もちろんOK。
構成のアイディアを得る方法
「どうすれば構成のアイディアが浮かぶの?」と思うかもしれません。
結論、他人のポートフォリオを見ればOK。要するに、マネです。
動画の構成は、被っても問題ありません。
例えば、エンディングで締める動画は山ほどありますよね。
自己紹介でなにを話すか
自己紹介の例を紹介しておきます。
こんにちは、動画編集者の〇〇(名前)です。
〇〇県に在住の〇歳。
この動画は、〇〇系のポートフォリオです!
さっそくスキル紹介に移ります!
依頼者は、「あなたの編集スキル」に興味があります。
長々と自己紹介を続けるのは、避けた方が無難。サクッとスキル紹介へ移りましょう。
OP・自己紹介はテンションを上げる
自己紹介は、元気よく、テンションを上げて話しましょう。
というのも、冒頭のクオティは重要だから。
あなたも動画を見るとき、最初の数秒で離脱したことあるはず。
最初が重要です。テンションを上げて話すだけでも、印象が良くなります。
スキル紹介の内容を決める
スキル紹介では、使用頻度の高いスキルを組み込むと良いです。
例えば、エンタメ系だと「ツッコミのテロップ」などですね。
使い所のない編集スキルをお披露目して、「違う編集者が欲しい」と思われたら本末転倒です。
構成は紙に書いて整理する
構成は、紙に書き出すのがオススメ。
ここまでを読み返しつつ、浮かんだアイディアを書いてみてください。脳がスッキリするはず。
サクッと案がまとまることがありますよ。
素材をシーケンスに配置する
構成を決めたら、素材をシーケンスに並べていきます。
並べつつ、次の2つを煮詰めていきましょう。
- デザイン
- 各シーンの尺
なお、“素材集め”は下記も参考にどうぞ。
デザインを決める
シーケンスに素材を入れつつ、デザインを固めましょう。下記を実行すればOKです。
- 動画素材の配置
- 画像素材の配置
- テロップの配置
- 配色の確認
この4点を、ある程度決めましょう。
「どうせなら、キーフレーム使って編集しても良いんじゃない?」
こう思うかもです。
しかし、キーフレームやエフェクトを入れたら、「やり直し」を手軽に済ますことができません。
この段階での理想は、「キーフレームとエフェクトをかけるだけ」の状態ですね。
各シーンの尺を決める
ある程度デザインが固まったら、尺も調整しましょう。
要するに、カット編集を済ませる訳です。
- この演出なら○秒くらいかな
- このテロップ量なら○秒くらいかな
ざっくりで良いので、尺を考えておくと後がラクになります。
編集する
ここからは編集作業ですね。
しっかり作り込みましょう!
BGMを動画の尺に合わせたいとき
動画の長さに合ったBGMって、中々見つかりません。
そんなとき、「自動でBGMの長さを動画に合わせる方法」が役立ちます。やり方は、下記をご覧ください。
NGなポートフォリオ
ポートフォリオに、弱気な情報を入れるのはNGです。
- 初心者ですが…
- お仕事を受けたことは無いですが…
こういった言葉は、入れないようにしましょう。
依頼者は「安心して頼める人」を求めてるからです。
最後に
作ったポートフォリオは、YouTubeにアップしておきましょう!
見る側がサクッと確認できるので。
というわけで、制作の参考になれば嬉しいです!